「1%のひらめき」を形にする3つの力

素晴らしいアイデアが必ず形になるとは限りません。

アイデアはあっても、形にできなかったということは、この世に数えきれないほどあるでしょう。

アイデアを形にする方法について書かれた本を読んだので共有します。

実現するためには、3つの力が必要とのこと。


■整理力

創造性を必要とするプロジェクトの構成要素をきちんと分類すること。

コンセプト、資源、制約、予算など様々な要素を把握する必要があります。

抜けもれなく整理することが、スピーディなアイデアの実現につながります。


■仲間力

他者が関わることで、コンセプトが洗練されたり、矛盾点を指摘できたと、アイデアがより輝き出します。

この本では、さらにクリエータの3つの特徴をあげていました。

・夢追い人・・・常にあたらしいアイデアを考え、発想力はあるが形にする力は弱い

・片付け魔・・・新しいアイデアは好きだが、夢想することは少なく、実現への行動に没頭する

・両刀使い・・・上記の両方の能力を合わせ持つ


両刀使いが魅力的に見えますが、プロジェクトが増えると限界ががくることが予想できます。

どのタイプがいいというわけではなく、バランスを持ってアイデア実現に取り組むことが大事ですね。


また、アイデアにケチをつけたがる懐疑派の存在も、実は大事だと書かれていました。

健全なチームには、そういった視点を持ったメンバーもいることが多いとのこと。


カルゴ・エスカルゴも、人数は少ないとはいえ、チームです。

それぞれが様々な視点を持ち、「面白いを形に」できるよう活動していきたと思います。