美意識!

「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」という本を読みました。

面白かったので、共有です。


■経営は、「論理・理性」から「直感・感性」の時代に。

「正しさ」や「合理性」から、「楽しさ」や「美しさ」が意思決定の判断基準になっていく。


■経営は、「アート」と「サイエンス」と「クラフト」。

アートは、ワクワクするようなビジョンを生み出す。

サイエンスは、予想やビジョンに現実的な裏付けをする。

クラフトは、ビジョンを現実化するための実行力を生み出す。

そのバランスが大事だが、一般的に「アート」は、財務面や分析結果を基にたいていの場合負ける。

だから、トップに「アート」を据え、左右を「サイエンス」と「クラフト」で固め、パワーバランスを取るのがいい。


■全てのビジネスはファッションビジネス化する。

ユーザーの商品購入基準は、機能からデザイン・ブランドへ、そして「自己実現的便益」のフェーズになる。

つまり、モノやサービスはファッション的な側面で競争せざるを得なくなる。


■判断基準を間違えないために美意識を鍛える。

美意識を鍛えれば、例えば、法的にはギリギリでもとりあえず利益追求でビジネスを進めるということはしなくなる。


なかなか面白い観点で書かれていました。

カルゴエスカルゴも、美意識を鍛えないと。